障害者の採用

障害者の採用とは

障害者の採用を行う企業はまだ少なく、民間企業での障害者の実雇用率は全体での約1.59%(2008年11月20日現在)と、かなり低い数字になっています。


厚生労働省は、障害者雇用促進法を定めて、従業員56人以上の企業はそれぞれの法定雇用率(この数字は企業、役所内の部署それぞれで異なります)を上回る人数の障害者を採用するように義務づけてはいますが、ほとんどの企業がそれを守れていないのが現実です。

 

障害者と採用試験

障害者の方を採用するとき、企業は必ず被雇用者に障害者手帳のコピーの提出を求めます。


それは、企業側が、面接で確認した後に手帳の等級を見ることで改めて採用する障害者の方がどこにどの程度障害があるのかを理解し、適した部署・職種につけるために必要だからです。


企業の「障がい者採用(企業のホームページではこう表記されることが増えました)」では、どこにも募集要項に等級の指定はありません。

これは、この業務はこの等級でないと扱えない、というくくりがないからです。ですので、障害があったとしても等級に関係なく、自信を持って採用試験に挑戦して構わないのですよ。

 

障害者とハローワーク

ハローワークを積極的に活用しようとする動きが、障害者の方の間でも出始めています。

現に、2008年度障害者白書ではハローワークでの新規求職申請を行う方が2004年ごろから年平均4%ずつ増加しており、また、障害者の月収はとても少ないものである為(障害者白書でも知的障害者に至っては35%が1万円未満という統計結果が出ています)、よりお給料を稼げる仕事を探している方が増えていることがわかります。また、障害者の就職件数も年によってばらつきがあるものの増加しています。


しかし、求職の再申請を忘れてしまった為に有効求職者の枠から外れてしまい、せっかくの採用のチャンスを逃してしまっている例も少なくないようですので、求職の申請を行った方は、期限をしっかり認識しておいて、必要ならば再申請を忘れずに行うようにしましょう!

 

障害者の雇用とエントリー

障害者の雇用、特に四年制大学卒・大学院卒の雇用を行っているのが、富士通です。ここでの採用は、「四年制大学もしくは大学院卒」という条件のみがあり、その条件を満たせば学部・学歴・年齢は不問となっています。


富士通の就職ページでも障がい者採用のページ「F-BarrierFree」を独自に設けるなど、その力の入れ方はかなりのものです。また、ホームページでは障害のある部位別の雇用例なども掲載されていて、「このような仕事もできるのか!」という新たな発見もありますよ。


給与は四年制大学卒が20万5500円から、大学院卒が22万8500円から(2008年度実績)となっており、通常の雇用とも変わらない給料額です。

他にも富士通のしっかりした研修や年1回の昇給や年2回の賞与、ファミリーアシスト給付や家賃補助支援などの福利厚生も受けられます。

勤務地は全国各地となっていますが、面接の際にヒアリングを行いできるだけ希望には応えられるようにするとの事。
まずは富士通のホームページに採用のエントリーをしましょう!

 

障害者の求人とハローワーク

障害者の求人はハローワークだけでなく、WEBサイトでも探せる時代になりました!

株式会社イフが2008年11月に障害者のための就職・転職総合情報サイト「Web Sana(ウェブ・サーナ)」をリニューアルオープンさせました。

勤務地を選ぶだけでなく、自分の障害内容で仕事を探すことができるシステムもあり、とても便利です。

もちろん、新卒だけではなく中途採用の求人も探すことができますよ。


また、就職情報だけではなく職業紹介支援サービス「ジョブ・サーナ」や合同企業面談会「サーナ就職フェスタ」、就職情報誌「サーナアーカイブ」を開設・開催するなど、今までならばとても面倒で難しかった就職の情報収集が簡単になるようなサービスを行っています。

もし就職先をお探しでしたら、ハローワークもいいですが、これらのサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?